2012年11月25日

日本三古湯・日本三名泉「有馬温泉」

神戸 有馬温泉 有馬川
(神戸有馬温泉 有馬川)

いやあ、また長らくの休眠をしていました。約半年ぶりの投稿となります^^;
ただ温泉めぐりは続けているのでネタはたまっていますw

今回は、久しぶりの投稿ということもあって、
1回で止まっていた「日本全国の名湯・秘湯を案内していくカテゴリ記事」の
2回目の記事を書きます。今回は名湯「有馬温泉」です。

私はここ有馬温泉へは数年前に行ったきりですが、
温泉の質はもちろん、温泉街の雰囲気がとても良かったのを覚えています。

有馬のある場所


兵庫県神戸市の山深い六甲山地の紅葉谷の麓の山峡にある温泉街。関西の「奥座敷」とも称されています。
愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉と並び日本三古湯の一つに数えられており、また、かの枕草子では日本三名泉(ほか草津温泉(群馬)・下呂温泉(岐阜))の一つとしても数えられ、歴史的にも風格的にも日本を代表する名湯の一つです。

有馬の湯の特徴


泉質は、体を芯から温め殺菌力が強いのが特徴で、塩分と鉄分を多く含む褐色の含鉄塩化物泉、ラジウムを多く含む放射能泉、炭酸せんべいが有名な炭酸水素塩泉の3種類に分かれ、 それぞれ、湧き出し口では透明だが空気に触れ着色する含鉄強食塩泉を「金泉(きんせん)」、それ以外の透明な温泉を「銀泉(ぎんせん)」と呼ばれています。

また、環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。

このように、一口に有馬温泉といっても多様な楽しみ方ができる独特の温泉だともいえます。

観光地「有馬」


山深いひっそりとした温泉街ではありますが、全国からの多くの観光客で賑わっています。
中心の温泉街は、かなりの急斜面であり道も狭く、比較的規模の大きい宿は周辺や少し離れた山麓や山中にあります。中心街は特産品店や古民家などが軒を並べ、のんびり散策を楽しみたい観光客にもお勧めです。

有馬の湯の入り方


金泉(含鉄塩化物泉)は、鉄分が大変多いのでタオルが赤く染まってしまいます
タオルを湯に浸さないように気をつけましょう。
銀泉(放射能泉)は、三大美肌の湯との呼ばれています。半身浴でゆったり長時間つかるのがお勧めです。



■温泉名: 有馬温泉(金泉・銀泉)
■所在地: 兵庫県神戸市北区有馬町
■泉質: 含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉(金泉)、炭酸泉・単純放射能泉(銀泉)
■泉温: 94.7℃(金泉)、27.8℃~(銀泉)
■pH値: 6.0~8.5(金泉)・6.2~7.0(銀泉)
■効能:
《一般適応症》
・金泉
切り傷、火傷、皮膚病、胃腸病 など
・銀泉(炭酸泉)
神経痛、筋肉痛、婦人病、リウマチ など
・銀泉(銀泉放射能泉)
高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患 など

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